
2022年は、2月のロシアによるウクライナ侵略、7月の安倍元首相への銃撃テロによる暗殺事件、とまことに衝撃的な出来事が起りました。年末に発表される歳漢字に‘戦’が記されました。
当会は、年初の総会決定に基づき、二つの活動に絞り地道な進展を目指しました。
一つ目は、News Reportの季刊発行の定着と内容の充実です。
4月1日春季号、7月1日夏季号、10月1日秋季号、1月1日新年号は、期日内の発行を定着させることができました。また、会員拡大と渉外活動に資する誌面内容を目指しました。
15号新年号は、「平和と繁栄の回廊(ヨルダン回廊)」の立役者成瀬猛先生に執筆いただきました。日本の果たす中東和平のプロジェクトの背景が分かり易く記されており、日本のプロジェクトが難しいパレスチナのど真ん中で成功裡に進められていることが分ります。
つづく「イスラム教の各派」は、アラブ調査室主催「中東の宗教」に参加した松井誠理事による報告記事です。内容についてアラブ調査室室長塩尻和子教授に添削を戴くご指導を得たうえでの報告書となり、イスラム教に関心ある方々に納得のいく内容となりました。
二つ目は、中東支援プロジェクトの新企画を立ち上げるために、積極的に懇談会、懇親会等々をひらき、検討を加えました。実際にGOできるところまでには至っていませんが、来年も続けて検討を加えていく予定です。
2022年はFIFAワールド・カップ カタール大会の年でもありました。アラブ連盟に加盟する中東22カ国は、中東で初めて開催されるカタール大会成功の為に一致団結しました。その結果ご覧のように大会は大成功に終わりました。
紛争とテロの絶えない中東のイメージを一新しました。これからスポーツを初めとする文化、芸術、科学の発展に力を傾注する中東に向って行くことでしょう。 来年は、中東からの平和の希求に対する熱風を追い風とした活動へと進んで参りましょう。
2022.12.31 中東平和フォーラム副会長 小林育三
